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teteについて

tete cookieは私たち夫婦が作った小さなクッキー屋さんです

tete cookie

保苅 卓郎

1988年生まれ
​北海道帯広市出身
株式会社FRASCO代表取締役
Design・SYM & PLUS Company株式会社取締役

 私のルーツは生まれ故郷である北海道帯広市にあります。

帯広は十勝平野という大穀倉地帯の中のひとつで、乳業も盛んなためたくさんのお菓子屋さんがある街です。

私の実家は菓子作りではありませんが、大正時代から続く製麺工場で、小さいことから小麦粉を扱う家業に接していて、何度も試作し、理想の麺作りを続ける父や祖父の背中を見続けていました。

やがて僕は家業とは関係のない建築に憧れ、学校へ行き、3DCGに対して興味を抱き、建築CGデザイナーという道を選びました。

どうやらその道は、僕にふさわしい道だったらしく、東京で就職した2年後には独立して起業、3年後にはまた北海道に戻ってきてFRASCOという名前の法人を設立しました。

詳細は下記の「teteの物語」に書きましたが、その後tete cookieを設立し、現在に至ります。

現在地元からは離れましたが、クッキーに必要な材料のほとんどは地元の十勝から取り寄せています。紆余曲折しつつも、なんだかんだ故郷の材料でお菓子作りをすることになるとはおもしろい引力だなと思いました。

 ちいさいころの夢は、魔女になることでした。

ファンファン・ファーマシーという絵本がだいすきで、人の役に立つ魔法をつかう魔女に憧れました。気持ちは変わらず、大学に進み医療や福祉で働く資格を取りました。そして、障害を持つお子さんや、病気や後遺症で言葉で気持ちをうまく伝えられない方、そのご家族と関わってきました。そんな私自身も対人関係で消耗しやすく、子どもの頃からひどい片頭痛があり、現在も治療をしています。

 私たちはみんなそれぞれが、人生に何かを抱えて生きています。楽しいことばかりじゃなくても、仕事や家事や育児で役割をこなします。大人だから、人生がつらいことばかりじゃないと知っているけれど、疲れ果ててしまう時があります。tete cookieのクッキーはそんなあなたのお守りであってほしい。

例えば、踏んだり蹴ったりの日や、明日のことが不安で眠れない夜にクッキーを食べれば、きっとまたがんばれる。

ゆっくり過ごす休日にクッキーを食べれば、あなたらしく朗らかでいられる。

あなたがあなた自身を労わる時間にアロマキャンドルを炊くように、音楽をかけるように、tete cookieがそっと寄り添えますように。

tete cookieは、がんばるあなたに贈る”ほおばるだけのおまじない”です。

保苅 舞

​1991年生まれ
北海道白老町出身
言語聴覚士 公認心理

​食品衛生責任者 アロマテラピー検定1級



 

tete の物語

- 1 -

日々を過ごすうちに遭遇する様々な、葛藤、軋轢、事故、齟齬、そして悪意。
それらから発生する”ネガティブな摩擦”が日常を支配する。
さらにそれは”悪い循環”を繰り返し、日に日に悪化の一途を辿る。
しかし、僕はそれらの摩擦を緩和できる、そんな”魔法”を発見した。
そして、2022年秋。僕は妻とともにtete cookieを構想した。

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